DQ10 まめぞぅのエリンギ便り

【イベント】ファインディング・ゆぅ〜 〜プロローグ〜

   

某秘密結社の影響を受け結成されたノーパン本部。

その秘密結社の最初で最後のイベントで、秘部を晒し失格を言い渡されてから久しい。あれからはどこにも凸入することなく一年が経ってしまったが、記念パーティーだけはやろうと盛り上がっていた。

 

「まめちゃん。ノーパン本部を結成して1年が経ったよ!」

 

「もう1年かぁ。早いね。」

 

「特に何もしなかったけど、2年目もよろしくね。」

 

「よろしくね。」

 

パーティーの準備をしながら、引き続きノーパン本部で一緒に頑張ろうと約束をする私達。秘部は恥ずかしげもなく晒すのだが、意外にもこういった会話は恥ずかしいらしく、顔が熱くなるのを感じた。ゆぅ〜ちゃんも同じようで、頬を赤らめ俯いていた。

そんな時、ノーパン本部のボスから連絡が入った。

本来ならここで百合の花だか、薔薇の花が舞い散る展開になっていただろうに、実に空気の読めないボスである。

 

 

「グッドモーニング、エンジェルズ。1周年おめでとう。」

 

「グッドモーニング、シオン様。」

 

まめなの手をすっぽりと覆ったパペット人形、彼こそが私達のボス。私達はなんとなくシオン様と呼んでいる。

ドラゴンクエストというゲームの中にも同じ名前で同じ見た目の人形が出てくるらしいが、たぶん違う人じゃないかな?

 

「おめでたい雰囲気のところ申し訳ないが仕事だよ。」

 

「最近アストルティアでは、乙女達のパンツが盗まれるという事件が頻発いている。エルおじだろうが関係なくだ。」

 

「私もこの間盗まれた。許せない。」

 

「ノーパン本部なんだからパンツを盗まれてもいいんじゃないの?」

 

「無理矢理脱がされるのは気分がいいものじゃないよ。」

 

意外だった。これから無理矢理パンツを脱がせるのは控えようと思う。アストルティアの男性諸君。エルおじだからといって脱衣を強要しないよう心して欲しい。

 

「ゆぅ〜の件もきっと同一犯の仕業だろう。」

 

「調べたところ、とある組織が関わっているらしい。その組織は『パンティオンヘッド』というらしい。」

 

「パンティオンヘッド!?」

 

「パンツは被るものと主張する連中のようだ。タチの悪いことに、使用済みパンツしか被らないらしい。」

 

なるほど。Panty on Headというわけか。それにしても、使用済みにこだわるとは私達に負けず劣らずな変態のようだ。

 

「だからアストルティア中で履いているパンツが奪われているんだね?」

 

「恐らくそうだろう。」

 

「連中の行為は段々エスカレートし、誘拐にまで手を染めているようだ。」

 

「使用済みパンツの工場でも作るつもりかしら?」

 

街に出て盗みを働くのはリスクが高い。ならば誘拐してしまい、パンツ生産ラインの最終工程に奴隷として加えれば、新品パンツがあっという間に使用済みになるというわけだ。

確かに生産性は上がるだろうが、少しだけ履いたパンツなどはたして使用済みと言っていいものだろうか。せめて1日は履いて欲しい。

使用時間を稼ぎつつ生産性を向上するには、履く人数を増やさなくてはならない。

つまりそれは、まだたくさんの乙女達を誘拐しなければならないということになる。

 

「これ以上被害を拡大させないためにも、キミ達にパンティオンヘッドの壊滅をお願いしたい。アストルティアの股間を守るのだ。」

 

「相手はパンツ泥棒でしょ?そんなの私一人で大丈夫。行ってくるね。」

 

パンツを盗まれたせいか、少し冷静さに欠ける気もするが、ここで引き止めてしまってはせっかく立ったフラグが消失してしまう。

心配だけはして見送ることにしよう。

 

「え!?大丈夫?」

 

「大丈夫大丈夫。まめちゃんは1周年パーティーの準備をして待っててね。」

 

「わかった。気を付けてね。」

 

かくして、ノーパン本部一周年イベントの準備は整った。イベント詳細はあとでアップされる記事を参照してほしい。